早期動脈硬化研究会 (Research Group for Early Arteriosclerosis)

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狭窄および閉塞病変の血流診断 <椎骨動脈閉塞病変の血流評価>

椎骨動脈の閉塞病変は,椎骨動脈起始部と後下小脳動脈(PICA)分岐前後が好発部位として挙げられます.これらの閉塞病変の推定も,横突起間の椎骨動脈血流波形を記録することにより可能です.
横突起間の椎骨動脈血流波形が検出されない場合は,椎骨動脈起始部での閉塞が疑われます.また,血流が検出されても,拡張末期血流速度が検出(流速ゼロ)されない場合は,PICA分岐より中枢側での閉塞が疑われます.さらに,拡張末期血流が検出されても,拡張期血流速度の低下が疑われた場合は,左右の時間平均最大血流速度(TAMV)を求め,18cm/s未満でかつ左右の平均流速の比(mean ratio)が1.4以上であればさらに末梢での閉塞が疑われます.その際,左右の椎骨動脈径の比を求め,1.4未満ならPICA分岐より末梢側での閉塞を,1.4以上であればPICA endが疑われます.

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