早期動脈硬化研究会 (Research Group for Early Arteriosclerosis)

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血流波形の記録部位 <椎骨動脈血流>

椎骨動脈は,第6から第1頸椎の横突孔を走行するため,連続的に椎骨動脈は描出できせんが,椎骨横突孔間を走行することで容易に同定できます.ただし,2D断層像でのアプローチでは並走する椎骨静脈と鑑別が困難な場合があり,カラードプラ法を併用してパルスドプラサンプルボリュームを設定することをお勧めします.血流波形の記録は,リニア型プローブでも起始部から第3頸椎付近までは記録可能であるが,一般には第6から第3頸椎の横突孔間が用いられます.特に,椎骨動脈血流の記録で注意する点に,サンプルボリュームのサイズが挙げられます.椎骨動脈と椎骨静脈は接して並走するため,サンプルサイズを大きく設定すると動脈および静脈の両血流波形が同時に記録されます.また,まれに椎骨動脈の分枝血管(筋枝など)が同時記録される場合があります.この分枝血管はドプラ入射角が良好で,椎骨動脈血流に対して高流速に表示されるが,拡張期血流速度が低くPI値の高い血流波形が記録されるため鑑別可能です.

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