早期動脈硬化研究会 (Research Group for Early Arteriosclerosis)

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パルスドプラ法の基礎 <サンプルボリュームの設定>

パルスドプラ法はサンプルゲートを設定することにより,一定範囲の領域(深さ方向)での血流波形の記録が可能となります.
末梢血管領域におけるサンプルボリュームの設定は,血流波形記録の目的に応じて,大きく3つに分かれます.1つ目は,血流波形のパターンを評価することが目的で,各時相の最大流速である波形のピークトレースラインが明瞭に記録されるように設定します.方法としては,血管内径の1/2以上で血管の拍動においても血管内径からはみ出さない程度(血管内径の2/3程度が理想)の調整し血管中央部で設定します.2つ目は,正確な血流量を求める際に用いる方法で,血流波形の各時相の平均流速を求めることが目的で,血管内径とほぼ同程度にサンプルボリュームを設定します.3つ目は,狭窄病変部など収縮期最大血流速度を求める際に用いる方法で,最大血流部位に確実にサンプルボリュームが設定できるように,血管径より大きく設定し,最大流速部位が確実に検出できるように調整します.

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