成人男性の健常者の多くは,(偽)外膜間距離による血管径が総頸動脈は7〜8mm,内頸動脈は5〜6mm,椎骨動脈は3〜4mm前後です.ただし,椎骨動脈は末梢で左右が合流し1本の脳底動脈となる形態により,健常者でも血管径の左右差を認めることに注意が必要です.
当研究会では,(偽)外膜間距離による血管径は,総頸動脈で9mm以下(内膜間距離:7.5mm以下),内頸動脈で7mm以下(内膜間距離:5.5mm以下),椎骨動脈で5mm以下を基準値としています.
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