早期動脈硬化研究会 (Research Group for Early Arteriosclerosis)

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病変部の画像記録 <側壁付近の病変>

血管短軸スキャンで側壁(図は10時方向)に検出された病変の観察および記録方法を解説します.
先ず,短軸断面の側壁に存在する病変部と,甲状腺や内頸静脈などの周囲組織との位置関係を把握する.次に,その病変部が可能な範囲で近位壁(12時方向)または遠位壁(6時方向)付近に描出されるように,周囲組織をガイドに血管短軸アプローチを変更します.その後は「近位壁または遠位壁付近の病変」と同様に,リアルタイムで病変部を詳細に観察します.画像記録は,病変部の最大厚が計測可能な血管短軸断面および血管長軸断面の静止画を記録し病変部の最大厚を計測します.

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